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世にも怖い輸入食品の実態


 前号に引き続き食品表示について取り上げます。

 食品の表示は、日本農林規格及び品質表示基準、食品衛生法、不当景品類及び不当表示防止法、計量法などによって規制されています。

 

 表示すべき項目は原材料、内容量、賞味期限、保存方法、食品添加物、製造者 又は販売者、あるいは輸入者の氏名住所、原産国(輸入品のみ)などについて細かく規定されています。

 続々と明るみにでる食品表示問題ですが、少々重箱の隅をつつくような事例も見受けられ、生活者としてはもっと本質的なところに目をむける必要性を感じます。


 それは食堂やレストラン、旅館など食べものを供しているところの食品表示についてです。産地表示をうたって客の注意を引こうとする店は時々見かけますが、本当かどうかは店側にしかわかりません。「新潟魚沼産コシヒカリ米」使用といっても確かめるすべはありません。

 いまやあらゆる食材が海外から取り寄せられていますが、なかにはこんなものまでというのも多々あります。たとえばワラビやゼンマイといった山菜類なども含まれています。

 輸入された食材は船便の場合、港の税関でチェックされ、保管されます。塩漬けされた山菜類は買い手が見つかるまで大半が埠頭に野ざらし状態で保管されています。保管期間の長いものでは半年から2,3年というものまであるそうです。容器が崩れ腐敗寸前のものもあり、信じられませんが、それを買いとっていく業者もいます。

 そんな輸入食品を直接扱う横浜税関が実態を公表しています。


http://www.kokko-net.org/kokkororen/s1065.htm

http://www.shinfujin.gr.jp/b_category/6_life/n_2006_04_27_syokuhin.html

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