大小6つの広場がある公園ゾーン
「アグリパークゆめすぎと」の施設は「公園ゾーン」と「農業ゾーン」にきっちり別れている。前回は「農業ゾーン」を中心に紹介したが、今回は「公園ゾーン」をレポートしたい。
「アグリパークゆめすぎと」の敷地は道の駅としては広いほうに属するだろう。
「公園ゾーン」はその名の通り、大小6つの広場から成り立っている。
最も面積が大きな「ひだまり広場」には野外ステージがあり、各種イベント会場として使われることが多い。芝生が一面に敷き詰められ、天気のよい日には家族連れがのんびり寝転ぶ姿が見られる。5月の連休にはこの広場が人で埋め尽くされるという。
対照的にこじんまりした「ぴかる広場」は幼児たちが安心して遊べるスペースだ。そして子供たちが喜びそうなスペースはまだまだある。合鴨と鯉の泳ぐ調整池はその周囲の土手一面に芝桜の苗を植えていた。5月の連休にはちょうど見ごろになる予定だ。さらに池の横にはヤギや兎がいる「小動物広場」がある。
地元の花卉農家が花の直売をしているフラワーガーデンもある。その前に広がる縦長のスペースはフリーマーケット用として使われている。
「公園ゾーン」と「農業ゾーン」を一日1回、管理のために見回るには自転車を使わざるを得ないほど広い。
そしてこの広い敷地に比べ、「公園ゾーン」内の建物は存外こじんまりしている。
本館棟と呼ばれる施設にはメインの直売所と食堂が建物の左右に配置されている。そして直売所の棟続きには食品加工所がある。