お知らせ

  • 前のページへ
  • 009
  • 次のページへ

第2回「米作り体験」お申込み多数で受付終了


 大型連休も終わり、皆さん仕事モードにスイッチを切り替え済みのことと思います。

 さて五月の連休といえば関東地方北部の田植えはこの連休前後がピークになります。

 当NPOの田植えは6月1日(日)を予定して、5月25日まで定員40名で参加者申込みの受付を行う予定でした。昨年も田植えは6月に入ってから行いましたが、今年は参加申し込みのスピードが速く、すでに定員に達してしまいました。

 従いまして、連休直後に申し込みを締め切らせていただきました。多数のお申込みをいただき、この場で御礼申し上げます。なおイベントに参加できなかった方々は、秋の収穫後に昨年同様、天日干したお米(コシヒカリ)の販売を予定していますので、是非ご賞味ください。後日、メルマガ等でご案内させていただきます。


 昨年秋ごろからさまざまな食料品が値上がりしてきましたが、世界的な食料不足が慢性化する見通しが強く、今後食品の値下がりはあまり期待できないでしょう。

 そんな世相を反映してか、食に対する意識が変化してきつつあるのでしょう。この時期各地で行われる体験的「米作り」のイベントは盛況のようです。特に、小学校や企業単位の「米作り体験」が盛んになっています。企業は社員の福利厚生を絡めて、行っているようですが、食農教育もかねて多くの企業が休耕地を利用してお米を作ることはとても意義深いことのように感じます。


 今号の特集は先にお知らせしました「酪農農家」の訪問レポートを次号にまわし、「B級グルメで町おこし」をお届けします。各地で昨年あたりから行われるようになった「B1」イベントですが、今回は埼玉県のイベントを取り上げました。


リレーブログのゲスト募集中!

リレーブログのテーマは「食・農・自然」です。テーマの範囲内であれば自由に書き込みしてください。さりげなく宣伝なさりたいことも書き込みOKです。下記の要領でブログに書き込みしてくださる方を募集いたします。

<応募要綱>

 テーマ:「食・農・自然」

 文字数:一日一回で200文字と写真2〜3点

 期 間:掲載連続7日間

 題 材:書き込みしたいテーマと簡単な自己紹介文を添付のこと

     (ご自分のホームページ、

      ブログがあればそのURL、アドレスを書いてください)

 応募方法:下記メールアドレスで随時受け付け


編集後記

 ちょうど1ヶ月ほど前、青山の国連大学国際会議場で開催されたシンポジウム「本来農業への道」(主催:持続可能な農業に関する調査委員会、後援:農林水産省ほか)に参加してきました。会場はシンポジウムのタイトルには似つかわしくないスーツ姿のビジネスマンで溢れんばかり、会場定員400名を上回るような満員盛況ぶりでした。

 シンポの趣旨は「本来農業は、自然が本来有する循環力と生命維持機能を生かしつつ、長期にわたり経済価値を生み出し、すべての人々に豊かな生活をもたらす農業の営みをいう」といった農業への認識をどう行動へ結びつけるか、という観点から具体的な行動提案をするというものでした。

 基調講演、パネルディスカッションなどを通して一番印象に残った言葉は、「ご飯の一膳分の値段はざっくりアバウトにいって28円です」という女性パネラーの発言と主催者代表の〆の挨拶で述べられた「マネーリッチからランドリッチの社会へ」という言葉でした。遅々たる歩みではあっても、時代は確実に動いているようです。


【 リンク集 】

記事関連の写真
記事関連の写真
記事関連の写真