お知らせ

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いよいよ稲刈りの準備です


■ 米つくり体験の実施場所の「新しい村」が行っている案山子つくりコンテストに参加して、がんばれ農業人は8グループ8体の案山子を出品しました。そのなかで2作品が入賞し、8月24日に表彰式が行われました。前日の8月23日は米つくりの第3回目で、田の草取りを先月に続き行いました。そのあとははざ架けを組み立て、9月の稲刈りに備えました。23日当日の様子は9月にレポートする予定です。

■ 8月9日、10日、1泊2日で嬬恋ツアーを行いました。標高千メートルの嬬恋は日中の暑さは平地と変わりませんが、夜になるとぐんぐん気温は下がり、明け方は16度と、毛布をしっかりかけないと寒いくらいです。夜空の星もまぶしいほど輝いていました。

 明るい都会では絶対見られない夜空です。とうもろこし、ジャガイモを大量に収穫して帰ってきました。第2回目の嬬恋ツアーは9月13日、14日の予定です。

■ お盆のさなか東京・大手町のパソナ本社地下2階にある、「PASONA O2」に行ってきました。完全な人工環境のなかで米から野菜まで栽培されています。東京の新名所になって、観光ルートになっているそうです。パソナの農業事業部門が情報発信目的で作られた施設で、一般公開されています。


編集後記

 お盆も過ぎ、急に秋めいてきましたが、先日思い立って友人のログハウスに出かけてきました。場所は群馬県の片品。海抜は約800メートルということで日差しはまだまだ、夏の強さですが、風はすっかり秋の爽やかさです。

 IT関係の仕事をしている友人は七、八年前から片品に移住。最近ではログハウスの周りに野菜畑を作り、長靴とツナギのファーマースタイルも様になっています。採れたての完全無農薬のトマト、いんげん、かぼちゃなどが早速、食卓に載り、その味の濃いこと。

 移住仲間の元原宿のコギャルさんやそのパートナーの不耕起農法の青年、地元の野菜つくりの名人おばあさん、スキー好きが高じてこの地にスキー宿を建ててしまった茨城県から移住の蕎麦名人。短時間ではありましたが、個性あふれるカントリー人間に出会えた旅でした。また、ご他聞にもれず、地方の抱える経済的諸問題、農家の現状、地元住民と移住者との確執等々のリアルな話や、鹿、猿、猪、熊などの獣害の現場などを聞くにつけ、見るにつけ、田舎暮らしの厳しさも肌で感じた二日間でした。

 下手をすれば、一歩前進二歩後退といったところが、地方の活性化の現状かもしれませんが、確実に世代は交代していきますし、新しい風が地方に流れ込んでいることも確かなようです。がんばれ地元住民、がんばれ新住民!


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