農業はお天気しだい
昨年、トマトは全般的に収穫量も多く、8月に入っても収穫が続いていました。そして市販の「桃太郎」のように妙に甘いトマトではなく、適度な酸味とトマト特有の青臭さがかえって心地よく、味覚も十分合格点に達していました。
酸味が適度にある種類のトマトは、生食よりも加熱調理用にむいています。そのため我が家ではスパゲッティに、あるいはマッシュポテトに湯剥きしたトマトを2センチ大にカットして、あわせた料理(我が家独特の料理)などで大半のトマトを使っていました。
収穫量が多くても、収穫したそばから料理して食べていたので冷蔵庫にはそれほどトマトのストックは残っていません。
昨年はそんなわけでトマト豊作の恩恵に浴したわけですが、今年はどうも様子が変です。
青い小さな実のうちに、ぽろぽろと落果してしまうのです。赤みも増して大きさも手ごろなものを収穫しようとすると、トマトに触れただけで実が落ちてしまいます。ところどころ虫かウイルスにやられたようなトマトも散見されます。
どうも察するにトマトの異変は成長時期にあたる4月、5月、6月の天気の悪さに関係しているのかと、気象庁のデータを調べてみました。特に日射時間に的を絞って見てみると、4月から6月までの各月の月間累計日射量は134時間、119時間、82時間(東京・練馬の地点でのデータ)しかなかったのです。一日あたり太陽が顔をのぞいていた時間はそれぞれ4,5時間、3,8時間、2,7時間しかなかったのです。
前年同月の同一地点での累計日射量の観測データを見ると140時間、193時間、141時間で各月一日あたりの時間は4,7時間、6,2時間、4,7時間もありました。
4月は07年も08年もそれほど差は無かったものの、5月、6月は大きな差を示しています。
同時期に植えたキュウリも昨年に比較すれば収穫量は減少しているような感じがします。キュウリはトマトに比べれば強い作物なので、それなりの収穫量は見込めますが、昨年並みには届かないでしょう。キュウリの生育は驚異的で、1日収穫しないとお化けのように太くて多きいいキュウリに変身してしまいます。笑い話ですが、畝のこちら側からむこう側にキュウリを収穫していくと、むこう側にたどり着いたとたん、こちら側の端っこのキュウリが大きくなっている。朝と夕の2回キュウリを収穫する農家もあるほど、キュウリの成長スピードは速いのです。









