2008年6月1日 第1回 田植え <1>
都会の子供たちは意外にたくましかった
前日までの冷たい雨雲が嘘のように北に去って、田植えにはすこし暑いくらいの日差しが朝から戻ってきました。昨年に引き続き第2回「米作り体験」が埼玉県宮代町の「新しい村」内の田んぼで、55名の参加者にスタッフ、総勢60名を越える規模で行われました。
今回の参加者は小学生から3歳までの17名の子供が含まれていました。子供たちの大半が都内在住です。土に慣れ親しむ環境が少ない都心の子供たち。土への憧れだけでドロドロ、ヌルヌルした田んぼに入れるかどうか、主催者として一抹の不安がありました。
しかしこの杞憂は田植え開始早々で払拭されました。何のためらいもなく子供たちは田んぼの中へと入っていきます。小さな手でイネの根を小分けして、上手に植えていきます。
横一列に50名以上の人たちが並んでイネを植えていく風景は壮観です。通りすがりの地元の人もしばし歩みを止めて、われわれの田植え風景を眺めていました。
はじめの1時間は作業スピードがかなり遅く、このペースでは1反2畝(約1200平米)の半分程度しか植え付けできないのではないかと思われました。
しかし開始から1時間を経過する頃から、作業スピードに変化がおきます。目に見えてスピードが上がってくるのです。
はじめはどうしてもイネをぴんと立てようと慎重になりすぎますが、要領をつかめばリズムカルにうまく植えることができるようになります。イネに限らず土に植えた直後の苗は生まれたての赤ん坊のように頼りないものですが、根が活着すれば、多少傾いていても立派に1本立ちします。








