2008年6月1日 第1回 田植えの会 <2>
野外の昼食もイベントの楽しみ
参加者同士の親睦を兼ねて、昼食におにぎり、豚汁を参加者の協力で作り、野外で食べることになりました。
お米と豚汁の材料の一部を「新しい村」の直売所で買い求め、田植えで汚れた手足を洗い、直ちに食事の用意に取り掛かりました。
お米は3升焚きの昔懐かしい羽釜を使い、籾殻を燃料にした専用の炊飯器「ぬか釜」で米を炊きました。この地方一帯独特のものなのでしょうか、「ぬか釜」は鋳物製のだるまストーブに似ています。コークス代わりに籾殻を入れて、燃えカスの灰を下からかき出す構造は昭和30年代の各学校にあったストーブそっくりです。
火力はかなり高いと見えて、30分ほどで炊き上がりました。この「ぬか釜」は電気、ガスのない時代、農家に一台常備されていたもので、今となっては骨董的価値のある代物です。
電気釜での炊飯しか知らない子供たちは、興味津々で大きなお釜の中を覗き込んでいます。おこげも多分知らないはずです。おこげは出来たそばから瞬時になくなりました。お米の香ばしさが子供にもわかるのでしょうか。
2時間休憩無しで、田植えをしたので参加者は皆食欲旺盛でした。おにぎりは即完売状態で、出来立ての大鍋2つ分の豚汁もまた、即座になくなりました。
この日は梅雨の晴れ間の割には湿度も低く、日差しも夏を思わせるような強いものでした。適度な労働のあとの野外での食事は格別なものだったと思います。後日行った簡単なアンケートでも、昼食に高い評価をいただきました。おにぎりの量が参加者の食欲に追いつかなかったようで主催者として、いたらなかった点が反省材料として残りました。
参加者の一人の女性が気を利かして、食後のケーキを60個も作ってきてくれました。想定外のデザートに参加者は大喜びでした。
食後はアメリカザリガニ釣りを用意しましたが、子供の楽しみとしてセッティングしたのに、われもわれもと大人たちがザリガニ釣りに興じていたのは意外でした。まだザリガニは小さすぎて、餌のスルメをしっかり鋏でつかむことが出来ず、釣り上げる途中で落ちてしまいます。
次回、7月27日に予定している「田の草取り」と「案山子作り」の頃には、ザリガニも大きくなって、真っ赤な鋏でスルメを離さなくなるでしょう。本格的なザリガニ釣りが楽しめるはずです。
第1回のダイジェスト・フォトムービーです。
(つづき)














