田舎暮らしセミナー
- 山本一典氏 講演内容<2> -
【 田舎暮らしをいつ、誰とするのか 】
まず「いつ」の方ですが、田舎暮らしは何でも自分でやるのが原則です。草刈りをしたり、薪を割ったり、種蒔きをしたり、雪はきや雪下ろしをしたり、いろんな作業があります。それは基本的には自分でやらないといけない。だとすれば、やはり体力があるうちの方がいいわけです。とくに農業を始める場合は、その基盤を作るのに何年もかかる。早ければ早いほどいい、といえます。
年金収入を当てにできる人はいいけど、そうでない場合は別の収入手段を考えなければならない。絶対にこれで食えるのだというものを持っていない人は、50代半ばまで待った方が田舎暮らしのビジョンが描きやすい、といえるわけです。
次に、誰とするのか。私事で恐縮ですが、実は今年、『夫婦いっしょに田舎暮らしを実現する本』という単行本を出しました。田舎暮らしで昔からいわれている<夫は夢中・妻は無関心>という傾向については、夫婦間の比率なので、かなり信憑性があると思います。
私自身、妻に田舎暮らしを反対されたんですが、私を含めたいろんなケースを紹介することで解決のヒントを示したい、と思って書いた本です。
では、田舎暮らしを誰とするのか。パターンは大まかに3つあります。
1つは夫婦で始めるパターン。
2つ目は家族で始めるパターン。
3つめが、単身での行動です。多いのは、既婚でありながら単身で乗り込む夫です。奥さんはショッピングや習いものに熱心で田舎暮らしにまったく興味がないとか、住み慣れた場所に友人・知人が多いからその地域を離れられない、といった話を聞きます。
しかし、できれば定年後を夫婦いっしょに暮らす視点があっていいと思います。
※上記は本人の承諾を得て講演の内容を一部抜粋したものです。



