さる2月7日(土)、埼玉県狭山市の雑木林で、堆肥つくりのための落ち葉はきを体験しました。江戸元禄期に川越藩主、柳沢吉保が急増する江戸市民に生鮮野菜を供給するため開発した広大な畑と雑木林が300年前の姿を残しています。
短冊状の5町歩の畑、その畑に接した1町5反歩の雑木林がセットになっています。雑木林は防風林として、その落ち葉は堆肥に、枯れ枝は燃料に、間伐材は炭にして現金収入になりました。
雑木林はこのように常に人の手が入り管理しないと、日もささず昼なお暗いまま、死んだ林になってしまいます。
参加者には枯れた木を切り倒し、堆肥用の落ち葉を掃き集める作業をしてもらいました。
芋煮の燃料に枯れ枝を拾い集め、大人も子供も半日、楽しみながら林の手入れを体験してもらいました。
昼食後は集めた落ち葉を軽トラの荷台に乗せ、それを子供たちに足で踏みこんでもらいました。子供は遊びの天才です。かき集められた落ち葉の山に飛び込み、空に向かって投げ上げあげられた落ち葉がひらひら舞い落ちる光景は童画そのものです。
参加者へのお土産としてマイコースター用の輪切りにした檜を持ってかえってもらいました。