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所沢の"農"情報

2014年11月20日 更新

所沢の“農”事情 第2部 第一回

理事 中原幹男

<<<所沢の農業を学ぶ>>


<グループ紹介> 所沢市民大学20期「日本の農業グループ」は研究生9名(男性6名、女性3名)と企画委員2名の11名のメンバーで、その経歴は様々ですが、三つの共通点があります。一つ目は、実家が農家であるとか、現在市民農園など実体験で農業を理解していること。二つ目は「消費者」として、農産物やその加工品の安全や鮮度への関心を持っていること。三つ目は「市民」として、農業問題を将来の食料供給や地域の環境保全の問題として捉えていることです。

東京農工大学淵野先生の講義を受け、日本の農業の現状と将来にについて、さらに研鑽していきたいと、意欲をもって集ったグループです。


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(写真1) 所沢市民大学20期2年次「日本の農業グループ」

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(写真2) 生涯学習センターでのグループワーク














<活動の記録>

2013年3月19日グループミーティング
4月 9日グループミーティング、グループ内の役割分担決定
4月16日グループワーク
4月23日淵野先生の講義・グループワーク
5月14日グループワーク
5月21日淵野先生の講義・グループワーク
5月28日出前講座(所沢市農業振興課)・グループワーク
5月30日農家訪問(陽子ファーム)
6月11日農家訪問(トコトコ農園)・グループワーク
6月18日農家訪問(海orot)・淵野先生の講義・グループワーク
6月25日農家訪問(中島農園)・グループワーク
7月 2日農家訪問(ゆうき福祉会)・グループワーク
7月 9日農家訪問(関谷農園)・グループワーク
7月16日所沢商工会議所訪問・グループワーク
7月23日グループワーク
7月23日所沢市シルバー人材センター訪問
7月26日所沢市農業振興課訪問
7月30日グループワーク
8月 6日グループワーク
8月27日グループワーク
9月 3日グループワーク
9月10日淵野先生発表会資料の指導・グループワーク
9月17日グループワーク
9月24日グループワーク
10月 1日グループワーク
10月 8日グループワーク発表会

<研究テーマの設定> 2年前の18期の市民大学「日本の農業」グループでは、日本の農業の弱点を4つにまとめ、その解決策として「集落営農化」「生産法人化」「国の政策と支援」が必要と提言しました。

昨年の19期「日本の農業」グループでは、「所沢の農業の現状」に絞り、他地域の事例を取り上げ「生産者」「行政」「市民」の3者による「共通ビジョンづくり」の必要性を提言しました。

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(図1) 18期の取り組み

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(図2) 19期の取り組み













現在、日本の農業はTPP交渉などに関連して、新聞やテレビで取り上げられています。しかし、その情報は法律用語や統計数字、TPPやFTAなどの横文字があふれ素人には難解です。そこで、私たちは身近にあり、自分の目で観て話を聴くことができ、そして何かができそうな「所沢の農業」を、三つの視点から取り上げることにしました。一つ目は、所沢農業がいわゆる日本の農業と何が違うか、地域特性の視点です。二つ目は、農家は何を作りどのようにお金に換えているか、農業経営の視点です。3番目は、将来の食料不足や都市環境の保全のための、農地・緑地の保全と活用の視点です。(図3)

まず現状を理解するために、私たちは現場に出て、課題に取り組んでいる農家の人たちの話を聴くことにしました。それぞれの事例を三つの視点からまとめていくと、今まで見えていなかったところが、見えるようになりました。半年間という時間の制約があり、首都近郊の立地とは、直接関係ないと考えられる茶業農家は訪問していません。私たちがお世話になりました訪問先を次回以降でご紹介します。(図4)

(2回目に続く)

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(図3) 私たち(20期)の取り組み 着目点

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(図4) 私たち(20期)の取り組み 進め方















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「トコトコ農園」は安全でおいしい野菜作りを楽しむことを目標にしています。
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メール:support@ganbare-nougyoujin.org