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トコトコ農園通信

2010年11月5日 更新

農園の親睦イベント


11月13日(土)は秋の収穫祭を予定している。


収穫祭は春と秋の2度、農園の敷地内で野外料理を作り、会員とその家族・友人が参加しておこなわれる。食材の大半は畑の収穫物でまかなっている。春は春野菜のバーベキュー、秋はサトイモを使ったトン汁が定番メニューになりつつある。

今春の収穫祭のバーベキューには新鮮でしかもかなりお得な値段で販売されている牛肉と豚肉を食材に使用した。農園からさほど遠くないところに肉の直売所があり、肉好きの会員が時々利用している卸しの直売店だ。


会費はワンコイン(500円)、それでうまい肉にノンアルコールビール付きで参加者には大好評だった。ワンコイン会費だけではこれだけの食材をまかないきれないので、会員の福利厚生「特別会計」から補填している。


収穫祭は火曜グループと土曜グループが交流する機会になっている。

今年度は途中入会も含め6名の会員が新たな仲間として加わった。まだ顔合わせの機会がなかった新入会員を紹介できるチャンスだ。

今年の新入会員の年齢構成は20代から70代までと幅広い年代の方々が入会した。また会員の男女比は夫婦で参加しているケースもあるので、ほぼ半々になっている。


こうしてみると「トコトコ農園」は年齢構成、男女比ともに偏りも少なく、うまく調和している。20代、30代の若い人たちが60代、70代の人に混じってさほど違和感もなく休憩時間に談笑している。年配者は年配者なりに若い人たちとのコミュニケーションを楽しんでいる様子だ。

収穫祭は会員全員がなんらかの役割を持ち、畑の耕作と同様に協働で運営されている。自分たちで作った野菜を使い、自分たちで食事を作る。「同じ釜の飯」を食べるので、おのずと連帯感が芽生えてくる。特に野外での食事は「畑で婚カツ」にみるように、人と人との垣根を取り除いてくれる。


農園の親睦イベントは年2回の収穫祭に加え、開園周年記念食事会もおこなっている。イベントスタイルは収穫祭と同様に、農園の敷地内でおこなってきた。

会員は都内から参加している人を含め、全員車か自転車で農園に通っている。そのため、野外イベントではアルコールはご法度である。酒好きな人には少々物足りないかもしれないが、こればかりはいたし方ない。

その代わり、新年会と忘年会は所沢駅近くのホテルを利用して飲み放題で楽しんでいる。新年会と忘年会は堅苦しい挨拶は抜きにして、乾杯の音頭だけはけじめとしておこなっているが、音頭をとるのは必ずそのときの参加者の年少者に決めている。ひっくり返しの年功序列方式だ。席順も毎回くじ引きで、特定の人たちがかたまらないようルール化している。


さて今度の収穫祭のメインメニューは蒸篭を使った赤飯である。1周年記念のときに会員から提供された蒸篭ではじめて赤飯を炊いてみた。誰一人として蒸篭を使ったことがなかったが、なんとかかんとか、うまく赤飯が炊き上がった。その経験をもとに楽しみな2度目の赤飯炊きである。

トン汁のメインの具はサトイモだ。今年の猛暑と日照りでプロの農家でもサトイモつくりに失敗したケースが目立つが、はたしてわれわれの出来具合はどうであろう。

数量と大きさはおそらく昨年どおりには期待できないかもしれない。いたし方がないが、こういう年もある、と頭を切り替えるしかないだろう。


会員の親睦は定例化した年間行事のほか、作業の休憩時間で日常的にはかられている。夏のスイカ、冬の焼き芋はいまや会員の大きな楽しみになっている。また春、秋は穏やかな気候の下でコーヒーや紅茶の味は格別だ。休憩タイムはお茶を飲みながら日々、四方山話に花を咲かせている。

市民農園の楽しみとはまた違った趣の農園ライフを楽しんでいる。


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全員が協働で昼食を作る

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メインの肉を焼く会員たち

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乾杯で始まった収穫祭

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忘年会の席上で

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女性に挟まれご満悦の男性会員

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記念撮影

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もち米に小豆のとぎ汁をかける本格的赤飯

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炊き上がりに笑顔がこぼれる

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赤飯炊きは女性の独壇場

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硬からず、柔らかすぎず、初めてとしては大成功

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会員の家族も参加した収穫祭



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「トコトコ農園」は安全でおいしい野菜作りを楽しむことを目標にしています。
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ブログ:畑にそよぐ風(http://nougyoujin.blog.so-net.ne.jp/