ここのところ、日によって寒暖の差が激しく、11月初旬から1月下旬の間を行きつ戻りつの日が続いている。最後まで異常気象に悩まされた1年だったが、いよいよ今年も残すところ5日になった。
畑の作業は先週の土曜(12月18日)をもって終了した。
1年の垢を落とすように物置小屋から不要なものを引っ張り出し、整理整頓にあいつとめた結果、見違えるようにすっきりした。気分爽快のあとはハクサイと豚ばら肉のスープと
〆にうどんをからめて完食した。食後に女性会員Aさんがお汁粉を作ってもってきてくれた。
畑には来春収獲予定の豆類が順調に育っている。スナップエンドウ、キヌサヤそしてソラマメがそれぞれ2畝、1月に収獲がずれそうな葉ものがホウレンソウ、春菊、コマツナなどがぽつんぽつんと広い畑に点在している。さらに年を越す作物にはタマネギと小麦もある。
苗を移植したあとのタマネギは1月、2月に追肥を施す予定だ。今年の春のタマネギは全く大きくならず期待を大きく裏切った。来年は同じ徹を踏まぬよう追肥のタイミングを心して見極めなければならない。
一方小麦は11月30日に種を播き、ちょうど2週間後に芽が一斉に顔を出した。
昼食後の運動をかねて、麦踏を6人の女性会員にお願いした。40メートル長の6畝のあちら側から手前に向かって仲良く並んで麦を踏んでもらう。麦を栽培している農家も稀だが、人力での麦踏も少なくなっている。
最初はこわごわと、馴れてくるとリズムカルに踏み込みのスピードが上がってくる。
農園の周辺で小麦を栽培している農家はほとんど見かけない。周辺のJAでも小麦の種は扱っておらず、知人に頼んで取り寄せた「農林61号」だが、その収獲は入梅前の6月である。来年2月まで2週間おきに麦踏の作業がまっている。
約100平米の畑に播いた小麦の種は少し多めの1kgだったが、順調に行けば30〜40kgは収穫が見込める。
会員のTさんの娘さんが都合よくプロのパン職人なので、製粉した粉を支給して会員分の食パンを焼いてもらおうと考えている。また昔懐かしい「すいとん」汁にして食べてもいい。
作業の再開は年明け8日(土)を予定している。この間、畑は静まり返り、土は地力を回復する期間となる。
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