2月5日(土)に新年度に向けた「作付け会議」兼「入園説明会」を行った。
現会員には事前に新年度の作付け希望を出してもらっていたが、要約すると以下のような結果になった。
2010年度の作付け数は35種類程度だったが、種類数は今後増やすより現状維持で個々の種類によって増量を希望する人、その反対に減量を希望する人など、それぞれの好みによってばらつきがでた。
減量を希望する種類はピーマン、オクラ、キュウリだったが、特にオクラ、キュウリは収獲のタイミングが合いずらいのがひっかかった大きな理由だった。
反対に増量希望品種はジャガイモ、サツマイモ、ニンジン、サトイモ、タマネギのような長期保存が可能なものに集中した。特にサツマイモは冬場の作業の合間に石焼いもにして食べるのが会員の楽しみになっている。
新しく作ってみたい品種は生姜に茗荷、モロヘイヤ,空芯菜、インゲン、ニラ、ハーブ類などである。
モロヘイヤや空芯菜は暑さに強い品種なので、昨夏の様な暑さを想定すればぜひ作る必要があるだろう。インゲンは昨年、作らずじまいになっており、復活の希望が大きかった。
ニラは多年草なので場所を固定して作るのもいいかもしれない。
また生姜に茗荷そしてハーブのような香辛性の強いものを希望する人が多かった。特にハーブ類は暑さ寒さに強い品種なので「ハーブコーナー」を設けてみても面白い。
同時開催の「入園説明会」には11名が参加し、10名は会員として加わることになりそうだ。新入会員にはさっそく3月1日(火)から作業を始めてもらうことになるが、開園3年目にして会員数は30名となり、現会員にとっては多くの仲間が増えることになった。
今回の増員に伴い自動的に作付け量を前年比50%増にしなければならない。
2011年度は「トコトコ農園」の新たな節目を迎えることになる。どんな一年になるのかいまから楽しみだ。
会議は1時半から3時半の2時間で終え、昨年まではこのあと市内のホテルで新年会を行ってきたが、今年は趣向を変えて、「新春ボーリング大会」を行った。市内のボーリング場に場所を変えて12名が参加し、参加者の大半が数年から十数年ぶりというボーリンに興じた。
以前は紙のスコアシートに各自でスコアを記入したが、いまは液晶ボードで自動的にスコアが記録され、プロ野球並みにボールのスピードも表示される。また残ったピンの攻略法も画像で示され、至れり尽くせりである。
久々のゲームで昔の感覚を取り戻すに少々時間がかかった。そして利き腕は後日筋肉痛に悩まされ、股関節にも違和感を感じ、いまさらながら肉体の衰えを痛感させられた。
ただ一人だけ女性会員のSさんは毎週ボーリンを楽しんでいるだけあって、マイボールにマイシューズのいでたちである。当然のごとく3ゲームトータルのスコアはSさんが頭ひとつ抜け出し、最高得点だった。そして驚いたのはSさんの使用ボールが13ポンドだったことだ。
日頃、畑の作業は女性が収獲と収穫物の配分の軽作業をメインにしている。力仕事主体の男性とは役割を分けてきたが、Sさんの豪腕ぶりをつぶさに見ていると男性組みに編入してもらってもよさそうである。
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