4月9日(土)に開園3年目を記念して畑で食事会を行った。
午後から雨の予報だったので早めに食事の準備をすすめ、雨よけに日陰棚にブルーシートを張った。11時集合の予定だったが、天候を心配した会員が10時をすぎたあたりから三々五々、集まりだした。小さな子供連れの会員も二組やってきた。
食事のメニューは定番になりつつある赤飯と収獲したハクサイを使ったスープの2種類。
アルコール類は車で来る人、全くアルコールを受け付けない人を考慮して、飲みたい人は各自酒持参とした。誰にも気兼ねなくゆっくり飲めるのでアルコール派にも好評だった。
赤飯つくりは今回で三度目、その出来は毎回よくなっていく。今回は湯を張った大鍋から蒸篭に届かせる蒸気が漏れないよう、アルミ箔で隙間をふさいだことで完璧な赤飯に仕上がった。べとべとせずもち米が一粒一粒たっていて、プロ並みの出来上がりだ。
ハクサイ鍋はいつもの長方形のアルミ鍋で作ったが、〆にうどんを入れて食べ尽くすようにとその分、水を多めに入れた。しかし水が多すぎたようで相対的に具が足りず、「味にこくがない、薄い、具が少ない」と評判は散々だった。(ハクサイ鍋の担当がこの私)
今年から10名の会員が新たに加わり、全員が顔合わせするのが初めての機会だったので、それぞれ自己紹介をお願いした。24歳の若い男性会員、子連れの女性会員が二人、主婦や定年後の男性会員と、年齢性別バライティーにとんだ構成になった。
ここのところ初夏のような陽気が続き、コマツナ、ホウレンソウが一気に育ってきた。
当初の予定には入れてなかった小松菜の収獲を急遽行った。まるまる1畝のコマツナをとり、参加者全員に均等配分したが、その量はかなりのものである。自転車の籠に入りきれないほどで、自転車来園組みには収穫物を入れる大き目のリックを用意するようアドバイスをした。これから夏本番になるとトマト、キュウリ、ナスなど数種類の夏野菜がいっぺんに収獲できるようになり、その量も半端でないくらい多くなる。
3月初旬に種芋を植え付けたジャガイモはすでに4〜5日前に小さな芽がところどころでぽつぽつと出始めている。昨年は季節外れもいいところの大雪が4月に降った。そのため、ジャガイモの葉がちりちりになって枯れてしまった。もはやこれまでかと思ったが、回復した暖かさに再び、芽だしをして事なきを得た。今年は週間天気予報を注視して、遅霜被害対策で不要になったトンネルをベタがけして対応するつもりだ。
ジャガイモの収獲にあわせ次回の「トコトコ農園」の公式イベントは春の収穫祭である。
取り立てジャガイモを食材にして今年はどんな料理を作るか、いまから考えておこう。
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