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トコトコ農園通信

2011年6月20日 更新

夏野菜の出番まち


春野菜の収穫が一段落しました。

梅雨明け前後からはいよいよ夏野菜の収獲がはじまります。5月の連休直後に苗を移植した夏野菜がしっかり大地に根付き、キュウリとナスはすでにここ数日で初収獲を済ませました。キュウリの黄色い二番花には蜂が群がっています。これから2週間おきにぼかし肥料を施しながら本格的な収穫期に備えます。


トマトはこれまで育苗農家から総ての苗を直接購入していましたが、今年は自前の育苗温室を作り、そのなかでサカタの「麗夏」の苗を作りました。出来た「麗夏」は約40本で、購入した苗と合わせると今年は約200本のトマトを育てています。「麗夏」の苗の移植時には購入した苗に比べ少し生育が遅れ気味でしたが、ここへきて遜色なく立派に成長してきました。

芽かきと誘引の作業はすでに2回行い、生育スピードが上がる今後は作業を毎週行うことになるでしょう。芽かき作業をしているとトマト独特の青臭さが鼻をつきます。この臭いをかぐと夏の近さを実感します。


ニンジンはすでに間引きを終え、1本立ちの状態から徐々に大きくなり、そろそろ収獲まじかになりました。今年のニンジンはほぼ完璧に芽だしをして、3つの畝は葉でびっしり埋め尽くされました。収穫後、ニンジンの葉は市内の個人宅で飼われているポニーの餌になります。


また例年より2週間ほど早く種芋の植え付けをしたジャガイモは、すでに一部の葉が黄ばみ始めたので、試し掘りをしてみました。地表近くで程よい中球が取れました。新ジャガ特有の薄皮でシミもなく表面はとてもきれいです。ジャガイモは今年、会員増に伴い昨年の2倍の20畝つくりました。5月連休後の遅霜も今年は発生せずこの調子では6月末には総てのジャガイモを掘り出すことが出来そうです。量が多いので掘り出したジャガイモはそのまま畑で半日ほど乾燥させ紙製の米袋に詰め込み、作業小屋に保存し、適宜会員に均等配分する予定です。

ジャガイモ同様、通常より早めにトウモロコシも種まきしました。アワノメイガ被害にあわないため早めの種まきです。すでに一部はひげも茶色に色付きはじめ、そろそろ収獲も近くなりました。朝一番に収獲し、生で食べるのが楽しみです。トウモロコシは成長が早く、日中になると蓄えた糖分が成長に使われてしまうので、その前に収獲するのが良いとされています。


昨年11月30日に種を播いた小麦が収獲時期を迎えます。刈り取り、脱穀までは自前で行い製粉はJA系の製粉所でお願いすることになります。ちょうど春の収穫祭を7月2日(土)に予定しているので、出来ればうどんを打って収穫祭のメイン料理にしたいのですが、収獲の適した時期が6月末と予想されるため、間に合わないかもしれません。


今現在、まだ青々したトマトも収穫祭の頃には陽光を浴びて真っ赤に色付くことでしょう。

このほかにツルなしインゲン、モロッコインゲンも収穫ができるので、収穫祭前後の頃には食材となる作物は豊富に揃います。その食材を使い文字通り、収穫祭を行ないます。


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初収獲を済ませ、2番花が咲き始めたナス

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ナス同様、2番花の周りには蜂が集まるキュウリ

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1段目の状態

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2段目にも花がつきました

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収獲まじかのニンジン

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ジャガイモの一部は葉が黄色くなりました

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試し掘りしたジャガイモ

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ひげが茶色に変色してきました

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少し緑が残る麦畑

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穂の首がお辞儀すると、刈り取りのサイン

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成長の早いモロッコインゲン



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「トコトコ農園」は安全でおいしい野菜作りを楽しむことを目標にしています。
ご興味、ご関心をお持ちの方は、何なりとお気軽にお問い合わせください。
メール:koji@ganbare-nougyoujin.org
ブログ:畑にそよぐ風(http://nougyoujin.blog.so-net.ne.jp/