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トコトコ農園通信

2016年5月20日

日本のお城と私

簗嶋 俊隆

名前は ヤ・ナ・シ・マ と読みます。今回、投稿するにあたり一筆プロフールを記します。


『トコトコ農園』に入りようやく2年目を迎える67歳のお・じ・ん です。かれこれ社会からリタイアすること8年、色々と趣味を手掛けて参りました。

運動(硬式テニス、ウォーキング:秩父三十三ヶ所完歩等)、写真撮影(撮鉄、神社仏閣、山河湖池)、野球観戦(西武ライオンズ/巨人公式戦:飲みながら大きな声で応援しストレス解消)、旅行(夫婦共々全国の温泉/グルメ、会社OB四人組で海外ゴルフ4回)、まあ〜 趣味は多彩であります。


現在一番の趣味は十年前から始めた全国のお城巡り(目標:222城)。既に145城を巡っております。残りは77城。まだ十年以上はかかりますネ! そうそう、先の熊本地震で『熊本城』が大被害を受け修復に十年以上かかるみたいで心配です。


それはさておき、北海道:松前城から南は沖縄:首里城等を拝城。少し中抜もありますが、たまたま多くの資料が集まり、私の居住区の会で発表の機会を頂き、地域住民の方々に『日本お城講座』を実施、盛況でした。なかなかお城に触れ合う機会は少ないと思われますが、意外やテレビ放映されて知る方も多いのではないでしょうか?


現在、日本に江戸時代から残されている天守は12城。
これらの国宝5城(姫路:平山城、世界遺産、松本:平城、松江:平山城、今年国宝、彦根:平山城、犬山:平山城, 個人所有)、重要文化財7城(弘前:平城、現在改修中、丸岡:平城、備中松山:山城、丸亀:平山城、伊予松山:平山城、宇和島:平山城、高知:平山城)をすべてご存知の方は少ないと思います。

城の造りには、平城(平地に築き上げた城)、平山城(小高い丘を利用し築き上げた城)、山城(山の地形を利用し築き上げた城)があります。


一方、名古屋城、大坂城、熊本城等は、資料を元に復元された復興天守で、現存のお城とは言われていません。こうしたお城も数々有ります。


テレビで放映されているお城の見方は、天守を攻略する方法で、順次、三の丸から二の丸そして本丸へと進んで行き、面白かしこく、分かりやすく表現しているようです。

先日も、各内郭の入口での枡形虎口(ますがたこぐち)等での敵対法を説明しながら、防御法にもいろいろある様を説明していました。

放映時間が約1時間位に制限されているなかですが、大まかな全体城郭(縄張り)構造が分かり、攻略という観点で番組を構成しているようでした。


それでは私のお城の見方を記します。

私は時間には余裕を持って拝城します。まず外郭を一周し石垣や堀の構造を見ながら、三の丸、二の丸、その間の各櫓、門を含め曲輪(縄張り)を見て、本丸へ。最後は天守閣の各層破風を外から見ながら内部へと入ります。

天守構造(独立、連結、複合連結)を見ながら、城郭全体を見極めるのはお薦めです。天守からは内郭、外郭がよく眺望出来ますし、全体城郭構造を知ることができて面白いと思っています。

このようにして、私は大きい城郭(江戸城、大坂城、会津若松城等)は最低でも3回位は拝城しています。


限られた紙面ではお城の詳しい説明は難しく、特に城郭用語等が出て来ると更に具体的に説明しなければなりません。それらはまたの機会にすることにいたします。

お城について、皆さんもこれからも触れ合う機会が多々あると思いますが、一つ一つを詳しく理解しながら見るのは面白と思いますのでお薦めしたいです。お城に付いて知りたいことがあれば、一言声をかけて頂ければ嬉しいです。


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トコトコ農園での著者近影

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『日本のお城講座』プレゼン風景

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『播磨之国 姫路城』
梯郭式平山城 連立式望楼型

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『信濃之国 松本城』
梯郭+輪郭式平城 複合連結式層塔型

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『尾張之国 名古屋城』
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『摂津之国 大坂城』
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『信濃之国 松本城』
枡形虎口一の門

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『加賀之国 金沢城』
石川門枡形内石垣左側打込みハギ右側切込みハギ石垣

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『伊予之国 今治城』
内郭土塀と狭間本丸側の土塀構造と各狭間口

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『近江之国 彦根城』
天守破風1層比翼千鳥2層入母屋千鳥3層唐破風



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